紙パック取扱い量全国一位のパイオニア
紙パックリサイクルに取り組んだきっかけと経緯
ひとりひとりの意識改革であった1984年、全国パック連 平井初美さんの呼びかけにより紙パックリサイクルは始まりました。そのシステム作りを平井さんと連携し始めたのが、丸富製紙(株)佐野前会長と弊社になります。
各家庭1〜2枚という少量で出される紙パックをいかに集約、回収していくのか、洗わずに出されることによる深刻な臭いの問題をどうしていくのかなど、紙パックリサイクルは人々の意識改革を問うものでした。三社の啓発活動は、使い捨ての社会から日本が切り替わっていく必要があるのではないかということ、そして日本人がもともと持っている、モノを大切にする文化や心を育てるという教育をしていくこと、この2つを徹底して訴えていく運動を継続し取り組みました。
「切って、洗って、乾かして」をキーワードに協力を訴えていった結果、自治体・ボランティア活動にかかわる方々への理解が進み、行政は回収ボックスの設置をはじめ、主催イベント会場には人が溢れるようになりました。
同時に生協も立ち上がり、マスメディアにも取り上げられ全国的な広がりになっていきました。
信念とエネルギッシュな行動によって、ゼロからスタートした紙パックリサイクルは、社会的に位置づけることとなりました。
紙パックリサイクルの弊社の役割
今後も、未来の子供たちを取り巻く社会と共に、啓発や環境教育、情報交流などを通じ、“モノの大切さ” や“心の豊かさ” を伝える活動を大切にしていきます。
その中で、いろいろな人と交流し、視野を広げていくことで、弊社一人一人、一日一日を成長し続け、紙パックリサイクルを継続的、献身的に支え続けて参りたいと思っております。